高専から就職するつもりなら成績は気にする必要は無い

就職するなら成績はあんま関係ないよ

私は高専を卒業後すぐ就職し、大手メーカーに勤務しています。

 

そんな中で、自分の会社の人事部の採用担当の話であったり、同じく大手メーカーに就職した友人の採用担当の話を色々聞きました。

 

結論を言うと、「高専から就職するだけなら成績は殆ど関係無い」と考えている企業が多いです。(まぁブービーとかそんなんはダメだけど)

 

また、定期テストの「順位」を意識する事が多いと思いますが、企業が見るのは各教科毎の「評価」です。

 

「評価」というのは、例えば、60点以上で「可」・70点以上で「良」・80点以上で「優」と言ったヤツです。

 

つまり、就職するだけなら全ての教科で「80点以上を取れば企業に対する印象は最高に良いという事です。順位はほとんど関係有りません。(面接で訊かれる事はあるかもしれないけど)

 

順位が関係するのは、「何位以上じゃないと推薦を貰えない大学」とかの場合だけです。

 

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企業が高専卒に求めている事

 

高専卒に企業が求めているのは、以下の様な点だけです。

  • 人柄(入社後に上手く人間関係を築けるか)
  • やる気(ずっと会社で真面目に働く気があるのか)
  • 向上心(現状に甘んじずに自分から進んで知識を吸収したり出来るか)

多分、これくらいです。

 

結局、企業が知りたいのは、「コイツは会社に利益をもたらしてくれる人材なのか。また、途中で辞めたりしないか」という一点だけなのです。この前提で上記の事を確認したいのです。

 

ぶっちゃけ高専卒の企業からの印象は、「大卒には知識は及ばないけど、真面目で頭もそこそこ良い割に高卒並の給料で雇う事が出来るコスパの良い社畜」という感じです。

 

成績が多少悪くても、「高専だから最低限の地頭の良さは持ち合わせているだろう」と判断してくれます。

 

だから、就職試験に「学科試験」や「SPI」が無い会社が多いのです。(今はSPIだけやる所が多いみたいだけど)

 

しかも、学校では割りと現場で必須な仕事の基礎知識的な事を学んでいる事が多いので、現場からの評判も良いのです。

 

なので、高専卒は割と重宝されています。

 

 

また、入社後は各個人のやる気やポテンシャル(能力)に応じて、大卒と同じコースに転換することが出来る、「転換試験」というものも企業によっては受けさせて貰えたりすることがあります。

 

それくらい殆どの企業は高専卒に期待を持っています。

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