高専は留年してしまうほど進級が難しいのか
高専は留年する人がめちゃくちゃ多いことで有名ですが、果たして留年してしまうほど進級するのが難しいのか解説したいと思います。
高専の留年条件
普通の公立高校の赤点が30点なのに対し、高専では60点が赤点ラインとなっています。
確かにこれだけ見ればかなり難易度が高いように思いますが、進級の際に評価される点数は「テスト点+出席点+課題点」というケースが殆どです。
そしてこの割合は、テスト(6割)、出席(2割)、課題(2割)という感じのパターンが非常に多いです。
つまり何が言いたいかというと、「出席と課題さえきちんとこなしていれば40点は確実に確保出来る」という事です。
残りは20点取ればいいだけですので、テスト点は34点ほど取れば良いという事になります。
なので、「真面目に取り組んでいさえすれば留年することなんてまずあり得ない」という事です。
ただし、稀にテスト点10割で評価する!という教員が居たりします。しかし、そういう場合は大抵、追試を行ってくれることが殆どなので、それさえクリアすれば留年はしません。
しかもその追記は、定期テストの問題の数値を少し変えただけな問題なので、全く難しくありません。
「真面目に取り組んでるのに課題も難しすぎるし、テストの点数も全然取れない!」なんて人はそもそも高専に入学する事が出来ないと思うので安心してください。
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テスト(定期)の難易度
定期テストの難易度は、科目と担当教員によって全く変わってきます。なので一概に「難しい!」とは言えません。
ただ、殆どの教員は、過去問題から似たような問題(数値だけ変えたような問題)を60点分くらい出題してくれますので、過去問さえやっとけば殆どの科目で赤点を取る事は有り得ません。
しかし、中には全く過去問を参考にせずに毎年問題内容を変えて、しかもむちゃくちゃ難しい問題を出してくるイヤらしい教員が居ます。
そういう教員に当たると最悪ですが、(先ほども書きましたが)そういう教員は大抵追試を実施してくれますので、それさえクリアすれば留年は免れます。
なので、留年するなんてほぼ有り得ません。
留年する学生の特徴
過去に何人もの留年生を見てきた私が、留年生に共通する事柄を列記したいと思います。
- 彼女が居る
- 部活動に熱中している
- 学生時代、進学塾に入っていた
1番、2番は他の事に時間を使いすぎて勉強する時間がなくて赤点だらけになってしまうパターンです。
3番目は、進学塾に入っていたせいで、「自分から進んで勉強をする」という事が出来ない人です。
親の束縛などから逃れたせいなのか、元々そういう性格なのか、全く勉強をしません。特に寮に入っている人にこのパターンが多いです。
本当に文字通り「全く」やらないので、コッチが心配になってくるレベルで勉強をしません。
ほぼノー勉に近い状態でテストに臨み、玉砕されてきます。
まとめ
留年するヤツの9割は、勉強をしないから。(やれば出来る子だけど)
残りの1割はラッキーパンチで高専に入学してしまって、レベルについて行けずに留年する人です。